相談することで変わること【多すぎる情報から自分に合った答えを見つける早道】
目次
相談で何が変わるのか?
分かりやすいようで分かりにくい
今はいつでもどこでも、分からないことがあればネット検索できます。
『○○という犬種はこういう性格です』
『こういう食餌が犬(猫)にとって理想です』
『体重〇キロの猫の一日の必要摂取カロリーは〇カロリーです』
『結石対策には○○が有効です』
どれも分かりやすく、すぐに実行しやすい情報ですね。
しかしどれも”点”の情報です。
点の情報は巷にあふれていて、簡単に探せますが
『なぜそうなのか』
『その根拠はなんなのか』
『うちの子に必要な情報か』
『うちの子には具体的に何をすれば良いのか』
という”線”に沿ってつなげていくのは、意外と難しい面があります。
犬も猫も性格・体質は様々
自分の身に置き換えて考えてみれば
『日本人はこういう性格です』
『あなたは体重〇キロなので〇カロリー必要です』
と言われて、単純に「そうだね」と納得できるでしょうか?
日本人でも性格は様々だし、今の体重がベスト体重でそれを保ちたいならともかく
『最近運動の機会が減って体重が増加気味だから少し絞りたい』
『もう少し筋肉をつけて元気に歩きたい』
などご事情は様々のはずです。
また
『体にいいのは分かっているけど○○は苦手で食べられない』
『食べたいけどアレルギーがある』
ということもあるかもしれません。
それを”わがまま”の一言で片づけたり、”体質だからしょうがない”で諦めてしまうのはもったいないと考えています。
アレルギーがあるのなら、他の方法(食材)で補うこともできるかもしれません。
今日の食餌が数年後の体を作る
食餌や運動、生活改善は薬と違って、今日明日すぐに変化を感じることはないでしょう。
しかし数年後。
日々の積み重ねは、その答えを出します。
強い体があれば、例え病気やケガに見舞われても、ダメージを最小限にできるかもしれません。
ホリスティック(総体的)な視点で見ることは、解決のヒントを見つける第一歩になると考えています。
巷にあふれた情報の中で、自分に合ったものを見つけるのは時間も労力もかかります。
例えばAという情報は、誰かにとってとても有益でも、あなたにとって有益かどうかは分かりません。
また以前は有効だった方法が、いまの状況に合っているかは分かりません。
すでに数十年前に、事実と違うことが判明しているような学説でも、未だに広く浸透してしまっているものもしばしば見かける昨今。
正しい情報を得ることは、何よりの財産になると考えます。
時にフードのパッケージやメーカーのホームページからでは知り得ないことも気づけることもあります。
大切な家族の一員である犬猫の健康を育むための情報を、お伝えできたら幸いです。